烏帽子岩 遠くから見ると「烏帽子」のように見えることから名づけられた。 エボシ岩やその周辺の岩は斑レイ岩である。斑レイ岩は深成岩の一種で、マグマがゆっくり冷えて固まったもので、主に白色の斜長石と黒色の輝石から構成されている。室戸岬の斑レイ岩体は最大幅220m、長さ1,800m のシート状の岩体で、約1,400 万年前に堆積岩層(砂岩、泥岩など)に水平に貫入し、その後ほぼ垂直に傾いたものである。 室戸岬は浸食されにくい硬質の斑レイ岩の貫入岩体があることも、岬としての地形の要因として考えられている。エボシ岩周辺の斑レイ岩は粒子が大きく鉱物の様子がよく分かる。 |
乱礁遊歩道 ▲TOPへ 言語変更 |