月見が浜
○地質
月見ヶ浜には大小多くのスランプ構造が見られる。スランプ構造とは、タービダイト層(砂と泥の互層)が、海底地すべりなどにより、折れ曲がったり(褶曲)、切れたりしたものを言う。 その後、巨大地震(南海地震など)に伴う土地の隆起などもあり、地上に出現した。 通常の褶曲は、その折れ曲がる方向が一定であるが、スランプ構造に見られる褶曲は、その方向がバラバラで規則性が見られないという特徴がある。 破断された砂岩が泥岩中に散在し、一見、礫岩を思わせる部分も存在する。 ○文化など 奇岩乱礁に打ち寄せる波が天にしぶくところである。中秋の名月が海から昇る景観はすばらしい。 |
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